1,3-ジオキソランは、ポリアセタール製造用の第2のモノマーとして、グリース、染料、セルロース誘導体、ポリマーなどの溶剤、トリクロロエタンの安定剤、光センサーの部品など、その用途が拡大しているため、近年大きな注目を集めています。1,3-ジオキソランの製造には、パラホルムアルデヒドとMEGを原料とするプロセスと、濃ホルマリンとMEGから出発するプロセスの2つがあります。SL-Techは、2008年から濃ホルマリンとMEGをベースとしたジオキソラン製造に特化しています。
技術紹介
1,3-ジオキソランは、ポリアセタール製造用の第2モノマーとして、グリース、染料、セルロース誘導体、ポリマーなどの溶剤、トリクロロエタンの安定剤、光センサーの部品など、その用途が拡大しているため、近年大きな注目を集めています。 1,3-ジオキソランの製造には2つの一般的なプロセスがあり、1つはパラホルムアルデヒドとMEGを原料とし、もう1つは濃縮ホルマリンとMEGから始まります。 sl-techは、2008年から濃縮ホルマリンとMEGに基づくジオキソラン製造に特化しています。 詳細には、濃縮酸触媒の存在下で、濃縮ホルマリンとMEGが大気圧下で90〜100℃で互いに反応し、得られた混合物は次に濃縮ユニット、抽出ユニット、重質成分蒸留ユニット、軽質成分蒸留ユニットに順次移送され、規格どおりの1,3-ジオキソラン製品が得られます。
技術的特徴
パラホルムアルデヒドと MEG から始まる他のルートと比較して、SL-Tech が開発したプロセスには次のような利点があります。
1) ホルマリン重合、パラホルムアルデヒド乾燥、熟成装置がないため、投資と生産コストが大幅に低くなります。
2) 触媒として濃硫酸を使用するため、変換収率が大幅に高まります。
製品仕様
ランク |
ポイント |
指標 |
1 |
純度 % ≥ |
99.9 |
2 |
酸度 ppm ≤ |
10 |
3 |
水分 ppm ≤ |
50 |
4 |
過酸化物 ppm ≤ |
30 |
5 |
非揮発性物質 mg/100ml |
25 |
6 |
色 (pt-co) ≤ |
10 |